「13歳からの投資入門」というタイトルを見て、23歳の自分が読んでも意味があるのかな?と最初は思いました。
すでに新NISAを始めていて、複利の力についても他のお金の本で学んでいたため、「13歳から新NISAを始めよう」という内容が中心なのではないかと思っていたからです。
ところが実際に読んでみると、株式投資で使われる専門用語を、13歳でも理解できるようにかみ砕いて説明している点が印象に残りました。
特に第6章「投資家の『道具箱』」では、会社の「通知表」をのぞいてみるような感覚で株式投資の専門用語を学べたことが印象に残っています。
また、第5章「投資の『怖い』と向き合う」では、投資でよくある「甘い誘い」に潜む危険信号についても考えるきっかけになりました。
この記事では、23歳で新NISAを利用している自分が、「13歳からの投資入門」を実際に読んで感じたことや、特に印象に残ったポイントを紹介します。
「13歳からの投資入門」はどんな本?
『13歳からの投資入門』は、投資を始める前に知っておきたい「お金の基本」から、株式投資の基礎や実践までを学べる入門書です。
著者は、投資家・経営者であり、東京大学生産技術研究所特任准教授の池田伸太郎さん。
本書では、投資の知識だけではなく、「お金とは何か」「お金を使うことと増やすこと」「会社や市場とは何か」といった基本的な考え方から解説されています。
全7章で構成されており、投資に関する専門用語についても、初心者が理解しやすいように説明されています。
基本情報
| 書名 | 13歳からの投資入門 |
| 著者 | 池田伸太郎 |
| 定価 | 1,980円 |
| 発売日 | 2026/08/05 |
| 構成 | 全7章 |
23歳・新NISA実践者が「13歳からの投資入門」を読んで感じたこと
実際に読み進めてみると、最初に想像していた「13歳から新NISAを始めよう」という内容だけではありませんでした。
特に印象に残ったのは、投資で使われる専門用語を、初心者でもイメージしやすいように説明しているところです。
すでに新NISAを始めている自分でも、「この言葉はこういう意味だったのか」と改めて確認できる部分がありました。
ここからは、23歳の自分が実際に読んで感じたことや、特に印象に残った内容を紹介します。
特に印象に残ったポイント
特に印象に残ったのは、第6章「投資家の『道具箱』」です。
その中の「会社の通知表をのぞいてみる」という内容では、株式投資で使われる専門用語が出てきます。
正直、これまでお金や投資の本を読んできても、イマイチよく分かっていない用語がありました。
そんな用語についても、本書では難しい言葉をそのまま並べるのではなく、初心者でもイメージしやすいように説明されていたのが印象的でした。
例えば、PER、PBRは知っていたのですが、「損益計算書(PL:ピー・エル)」、「貸借対照表(BS:ビー・エス)」、「キャッシュフロー計算書(CF:シー・エフ)」というのがあり、名前は知ってるけど見たいなものもわかりやすく書いてありました!
23歳の自分にとっても、投資をすでに始めているからこそ「この言葉はこういう意味だったのか」と確認しながら読めた部分です。
株を買うためだけではなく、投資について知るための基礎知識として、覚えておきたい内容だと感じました。
投資の「怖い」と向き合って感じたこと
第5章「投資の『怖い』と向き合う」で、特に印象に残ったのが「甘い誘い」についてです。
自分はすでに新NISAを利用していて、長期的な資産形成を考えています。それでも、「できるだけ早くお金持ちになりたい」という気持ちはなくなったわけではありません。
そのため、ニュースなどで見かける懸賞の当て方や、宝くじに当たった人のルーティンなどを、つい見てしまうことがありました。
そんな自分にとって、本書で紹介されている「甘い誘い」にある4つの危険信号は、とても参考になりました。
投資をしていると、簡単にお金が増えるように見える話や、魅力的な誘いを目にすることもあると思います。そうしたときに、今回学んだ危険信号を思い出して、「これは本当に大丈夫なのか?」と一度立ち止まって考えるようにしたいと思いました。
読んで変わったこと・実践したいこと
本書を読んで、投資に対する知識をもう少し身近なものとして考えてみようと思いました。
自分は新NISAを利用していますが、「長期で持つつもりだから、あまり株価を見なくてもいい」と考えて、これまで株価のグラフがなぜ上がったり下がったりするのかを詳しく調べることはしてきませんでした。
しかし、本書を読んで投資に関する用語をわかりやすく学べたことで、少し興味が出てきました。
これからは、普段自分が使っている商品やサービスを提供している会社の中に、上場している会社があるのかを調べてみたいと思います。
株を買うことが目的ではなく、「自分が普段使っているものと投資の世界がどうつながっているのか」を知るところから始めてみるつもりです。
この本を読んで良かった点
この本を読んで良かったと感じたのは、投資についての基本的な考え方から、実際に投資をするときに知っておきたい知識まで、最初から最後まで順番に学べるところです。
特に、投資の専門用語について、初心者にも理解しやすいように説明されている点が良かったです。
すでに新NISAを始めている自分でも、これまで何となく理解していた言葉を改めて確認することができました。
また、投資の知識だけではなく、「投資には怖さもある」という部分についても触れられているため、投資を始めることだけを勧める本ではなく、注意すべきことも含めて学べる本だと感じました。
この本を読んで気になった点
気になった点としては、図解などがそれほど多くないため、文章を読みながら理解していく部分が多いことです。
また、13歳から投資について学ぶことを想定した本なので、すでに新NISAを始めていて、これまでにもお金や投資の本を読んできた自分にとっては、知っている内容もありました。
特に、複利の力などは他の本でも学んだことがあるため、すべてが新しい知識だったわけではありません。
ただ、これは本書が13歳くらいから投資を学ぶ人にも理解しやすいように書かれていることを考えると、自然な部分だと思います。
そのため、投資についてまったく知らない人には読みやすく、すでにある程度の知識がある人には、基本を改めて確認する本として向いていると感じました。
この本をおすすめしたい人
この本は、投資についてこれから学び始めたい人におすすめしたいです。
特に、「投資に興味はあるけれど、専門用語が難しそう」と感じている人には、基本的な考え方から順番に学べるので読みやすいと思います。
また、13歳から投資について考えることを想定した内容なので、学生だけでなく、大人でも投資の基本を改めて勉強したい人に向いていると感じました。
すでに新NISAを始めている人でも、投資用語を確認したり、投資に対する考え方を整理したりする目的で読んでみるのもいいと思います。
この本をおすすめしない人
反対に、すでに投資についてかなり詳しく、株式投資の専門的な知識を持っている人には、少し物足りなく感じるかもしれません。
本書は13歳から投資について学ぶことを想定しているため、投資の基本的な考え方や用語を丁寧に説明しています。
そのため、すでに投資について十分な知識があり、より専門的な内容や具体的な投資手法を知りたい人よりも、これから投資を学びたい人や、基本を改めて確認したい人に向いている本だと感じました。
総合評価
総合評価:★★★★☆(4.0/5)
投資についてこれから学びたい人にとって、基本的な知識を順番に学べる本だと感じました。
特に、投資の専門用語を初心者にも分かりやすく説明している点や、投資の「怖さ」についても触れている点が良かったです。
一方で、13歳から学ぶことを想定した本なので、すでに投資やお金について学んでいる人にとっては、知っている内容もあると思います。
自分自身も新NISAを始めていて、複利などすでに知っている内容がありましたが、これまで曖昧だった投資用語を整理するきっかけになりました。
「投資について勉強したいけれど、何から始めればいいか分からない」という人には、読みやすい1冊だと思います。
まとめ
「13歳からの投資入門」は、これから投資について学びたい人が、お金や投資の基本を順番に学ぶのに向いている本だと感じました。
自分は23歳ですでに新NISAを始めているため、知っている内容もありましたが、投資の専門用語を分かりやすく説明してくれている点は特に良かったです。
また、第5章の「投資の怖いと向き合う」では、簡単にお金が増えるように見える「甘い誘い」への注意点を学ぶことができました。
投資は知識を身につけるだけでなく、焦ってお金を増やそうとしないことも大切だと改めて感じました。
これからは、本書で学んだ投資用語を身近な会社やサービスと結びつけながら、少しずつ投資についての理解を深めていきたいと思います。
投資について何から学べばいいか分からない人は、ぜひ手に取ってみてください。
購入を検討している方は、Amazonや楽天ブックスなどで、価格や在庫、試し読みなどを確認してから選ぶのもおすすめです

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